OTA-C ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 忍者ブログ
ヒゲG-ZのOTA-C (オタック)  since 2009  Otherworldly Art - Club
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庵野秀明監督は、『新劇場版:破』において、完成度の高い新展開を見せてくれた。裏コマンド「ビースト」には脅かされたし、TVシリーズよりもより人間らしくなったレイに共感を覚えた。マリの出現は更なる展開を期待するものであったと思う。そして初号機とレイの融合によるサード•インバクトの始まりと、カヲルによるその阻止。サード•インバクトの始まりの初号機の形相は、私に『デビルマン』を彷彿させた。

そして、変わらぬ細密な『新劇場版:Q』の出現は、庵野監督の進化を観るようで、新たなエヴァが始動したと確信するものだった。ただしあくまで、完結編につながるものとして、「急(Q)」というよりも、「転」のような内容であると思う。

新しいエヴァのキーワードは、

(下のつづきをクリックして下さい)

14年後の世界、眼帯(エヴァの呪縛)をして蘇ったアスカのエヴァ改•弐号機、マリの8号機、神殺しの戦艦(?)AAAヴァンダー、その館長ミサト、メイン動力源として使用されているエヴァ初号機、ヴィレという新しい組織、初号機に似たエヴァ•マーク9、「アダムスの器」、荒廃した旧ネルフ、ピアノを弾くカヲル、エヴァ13号機、カヲルとシンジとの出会い、「僕は君と逢うために生まれてきたんだね」と言うカヲル、真っ赤に染まった大地に巨大な十字架、「リリン(人類)は自らを人工的に進化させるために儀式を起こした。いにしえの生命体を生け贄とし、生命の実を与えた新しい生命体を作り出すために。ネルフでは『人類補完計画』と呼んでいたよ」、「…一度覚醒し、ガフの扉を開いたエヴァ初号機は、サードインパクトのトリガーとなってしまった。リリンの言うニア•サードンパクとのきっかけは…君なんだよ」、「…違う…僕はただ…綾波を助けたかっただけだ!…僕は知らないよ!…そんな事言われてもどうしようもないよ!…何もしてないよ!…僕は関係ないよ!」、「君の母親(綾波ユイ)は、…ここで消えた。…今はエヴァ初号機の制御システムになっている。残されたユイ君の情報だけが綾波シリーズに複製された。君も知っている、あの綾波レイは複製体のひとつにすぎない。今は母親同様、初号機の中に保存されている。…」、転がっている巨大な綾波レイの頭部=リリスの頭部、「スペア」の綾波レイ、ダブル•エントリー•システムのエヴァ13号機の完成、「リリンの呪いとエヴァの覚醒リスクは僕が引き受けるよ」と言うカヲル、「君の希望はドグマに残る2本の槍を抜けばいい。そうすれば、ネルフもフォースインパクトを起こせないし、エヴァ13号機と一緒に使えば、世界も修復可能だ」、セントラルドグマでの降下、インフィニティーの死骸、リリスの結界を破るエヴァ13号機、首のないリリスの骸とエヴァ•マーク6、リリスの背中に刺さっている槍、論議ヌスの槍とカシウスの槍、アスカ2号機との戦闘、レイのエヴァマーク9とそれを狙い打つマリのエヴァ8号機、「やめようシンジ君…あれは僕らの槍じゃない!」、4本腕となるエヴァ13号機が2本の槍を抜く、死んだように見えていたエヴァマーク6の活動開始=内部の第12使徒の目覚め、マーク9がマーク6の首を落とす、エヴァ13号機を取り込んでいく第12使徒、巨大な赤い球体に…そして綾波レイの顔に変化、「まさか第1使徒の僕が13番目の使徒に墮とされるとは…始まりと終わりは同じというわけか…さすがリリスの王、シンジ君の父上だ…」とカヲル、落とされていく電源とゲンドウ、ゼーレの消滅、使徒を消滅させ光り輝く姿となって空へ上っていくエヴァ13号機、「あいつ…疑似シン化形態を超えている!」とアスカ、マリ「覚醒したのね…アダムスの生き残りが!」、ガフの扉が開く、黒き月が浮上、フォースインパクトの始まり、カヲルの首の回りにA.T.フィールドが発生し、第13使徒カヲルの誕生、ヴェレ旗艦ヴンダーの突撃、レイの首無しマーク9からビームを発する頭部が生える、マーク9がヴンダーの機体に浸食し制御システムをハッキングしていく、「コード777」で獣化する弐号機、マーク9から脱出するレイ、マーク9とともに自爆する弐号機、脱出するアスカ、カヲル「君のせいじゃない、僕が第13使徒になってしまったからね…僕がトリガーだ」、「ごめん…これは君の望む幸せではなかった…ガフの扉は僕が閉じる。シンジ君が心配する事はない」、エヴァ13号機の機体に自ら槍を突き立て覚醒を封印していく、「そんな顔をしないで…また逢えるよ。シンジ君」、一瞬で真っ赤な血に染まるカヲルのエントリープラグ、エヴァ8号機がエヴァ13号機のエントリープラグを強制射出、ガフの扉が閉じていく、フォースインパクトの終わり、ニア•フォースインパクトでさらに荒廃した大地、エントリープラグからシンジを引き出すアスカ、赤い大地を歩き出すアスカとシンジとスペアのレイ。

予想だにしなかった展開、しかし結局のところ、シンジとカヲルの話しであったと思う。そしてこれは通過点にすぎず、最終章への始まりであり、これだけの進展をして終わりを迎えられるのだろうか?また数年待たねばならないだろう。

しかしながらこの虚無感はどこからくるのだろうか?アスカが変わっていなかった事で、助けられた感じがしてならない。

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元は、ある教育機関のオタクのためのクラブでしたが、廃止になったため個人のブログとして書き込んでいます。
アニメ、マンガ、フィギュア、コスプレなど、一定のビジュアル技術・メディア・コンテンツについて考察するブログです。
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