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ヒゲG-ZのOTA-C (オタック)  since 2009  Otherworldly Art - Club
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リアル•アクション•ヒーロー450番、仮面ライダー新1号のフィギュアを入手しました。
これは非売品の限定モデルです。

段ボールに1色プリントは、限定モデルの典型ですよね。

どうやら関節は曲がらないようですが、精巧に出来ています。もう出さずに、そのまま箱に入れて保管します。

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仮面ライダーの条件として、私は改造人間であることと、元に戻らない身体に悲しみを持ちながら、孤独なうちで誰も知ることも無く、マシンを操り、自らの「正義」のために戦っているヒーローであると考えていました。その姿を観て、鑑賞者はそのヒーローに同調しているのだと…。仮面ライダーを作り上げた一人、漫画家故石ノ森章太郎先生の狙いもそこにあるのではないかと思います。それゆえ、リメイク劇場版『仮面ライダーThe First』を歓迎し、『仮面ライダーThe Next』に熱中しました。

そのため平成ライダーの有り様は、観ていて何を伝えようとしているか戸惑い、困惑し、クエッションマークを付けてきました。平成ライダーは、『クウガ』から『ウィザード』まで14作品を数え、イケメンの主役達は、子供だけでなく女性のフォンを獲得し、誰でも観られるドラマに進化しました。まるで『機動戦士ガンダムSEED』以降がキャラクターデザインで、美男美女を採用したことにより、女性ファンを増やして、より普遍化したように…。

ではなぜ平成ライダーが改造人間ではなくなったのか?その答えが、特撮、ドラマ、アニメで脚本を書いている小林雄二著「特撮ヒーロー番組のつくりかた」の中にありました。
「仮面ライダーが悪の組織によって、取り返しのつかない手術を受けて悩むという設定は、手術をこれから受ける子供や、術後の子供達をいたずらに苦しめる。また出頭医を悪の手先として描くことは、職業差別につながるという批判を免れない」と…。
さらに『龍騎』に関して、「やっぱり仮面ライダーが犯罪者とか、死んでしまうというのは今じゃ出来ないし、『龍騎』当時だから出来たのですね。浅倉なんて脱獄囚のですからね(笑)」と言及し、『キバ』については、「吸血鬼っていう言葉もダメだし、血も吸っちゃいけない。あと『アレルギー』っていう言葉もダメ。あと、もともと(紅)渡は『この世のアレルギー』っていう設定で、この世にいられない、例によってお化けってことだったんだけれど、それもダメだと」関係者の発言を上げて説明しています。
表現規制が多くなるのは、長寿番組の宿命であり、幅広い視聴者に触れていることの証でもあるという。しかしそれは偽善です。どこまで視聴者やスポンサーに規制されなければならないのでしょうか?その制約の中で制作している全スタッフには頭が下がるが、はたしてそれで良いのか?そのまま増長されると「戦い」自体が社会的悪となり、子供達を騙すことになるのではないか?頭のいい子は番組自体を作り物として馬鹿にし、純粋な子は社会の実態を観た時に失望するのではないか?そこまで行かなくても、『ウルトラマンコスモス』のように怪獣をむやみに殺傷しない慈愛の心を持ったウルトラマンが登場し、怪獣と人間の共存というテーマが描かれたが、確かにそれは究極的な理想であるけれど、その路線で仮面ライダーが成立するのか、はなはだ疑問です。では『仮面ライダー』とは何なのか。

同書の中で、『仮面ライダー』シリーズに共通してるのは、「悪の側から派正した正義」という点であり、変身する力が悪の側から持たされるということが書かれています。つまり、同族殺しのような悲劇性が根っこにあるということです。また、仮面ライダーが自らを生み出したショッカーと戦って、最終的にショッカーを倒すというのは自分自身を生み出したものをつぶすという「親殺し」の側面を持ち得ます。そして最終的にはショッカーの改造人間である自分自身のみが残り、そのこと自体がライダーを人間社会の中で異人たらしめ、疎外感を抱かせる存在となり、自己否定へと向かわせる矛盾を内包している点が指摘されます。
そうであるならば、『仮面ライダー』の存在自体が悲劇であり、自己矛盾の中で存在自体に疑問符をつけるものとして永劫回帰に継続される存在がそこにあるのではないでしょうか。決して救われることの無い「正義」として、完結することはありません。それが『仮面ライダー』の実態ではないか?私はその悲劇性に魅力を感じているのようです。そう考えると「平成ライダー」の存在は脳天気としか言いようが無いように思います。

「悪の側から派正した正義」が『仮面ライダー』であるならば、そこに「悪」とはなにか?「正義」とは何かという問い重要になってきます。以前、私が書いた神山健治監督は、その作品『009 RE:CYBORG』の中で、石ノ森先生が描こうとした、「正義」とは何か?そして「神」とは何か?という問いに対して、一つの答えを私たちに用意してくれていると思います。そのつもりで、『009 RE:CYBORG』を拝見してもらいたいし、私自身もそうするつもりです。

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バンダイのプロジェクトBM!シリーズの「仮面ライダー The Next」のV3とショッカーライダーを入手しました。

「仮面ライダー」という作品自体が劇場版としてリメイクされていて、2005年には「仮面ライダー The First」が制作され、好評を受けて続いて2007年に「仮面ライダー The Next」が制作されました。原作漫画に近い設定で、現代風にデザインされたライダー達はとてもかっこいいです。ライダーファンをうならせるものになっています。さらに出てくる怪人達もスタイリッシュです。驚きは、The Firstで「死神博士」がCGで蘇ったこと。故天本英世氏がデジタルで帰ってきました。

The Nextでは、1号のマスクに無数の傷があり、2号のマスクには血管が浮き出ており、よりリアルに存在し、そして魅力あるキャラクターとして再登場します。それに加えて、上の画像にあるV3と複数のショッカーライダーが登場し、ライダーファンを喜ばせました。残念なのは、旧仮面ライダー1号の怪奇ドラマ的な要素を加えたため、Jホラー的になり、PG-12指定となっていること。話しの筋から本当に必要であったのかどうか疑問に思うところです。私たちライダーファンが求めているところと、少しずれていた感がありますし、それは監督の責任です。もしそれが無く、子供達も喜び、そして大人も納得するものになっていれば、今頃は「仮面ライダー The Generation(?)」として3本目のリメイク作品が出来ていたかも?!

バイクシーンは、これぞ仮面ライダーのアクションというべきものとなっており、必見です。テレビシリーズでは見ることの出来ないアクションであり、ライダーのライダーたるゆえんを魅せつけられました。是非一度観て下さい。

話しをプロジェクトBM!に戻すと、どちらも精巧に出来ていて、さすがバンダイさんという感じです。とくにV3は細かいところまで復元されており、満足の一体です。ショッカーライダーも人気があるんだよね。ちなみにThe Nextの1号も持っています。私の宝物となりました。

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リアル•アクション•ヒーロー•シリーズ172番の仮面ライダー1号桜島バージョン「2003デラック•スタイプ」を入手。

桜島バージョンって?! 「仮面ライダー」の9、10話の撮影中に本郷猛を演じていた愛媛出身の藤岡弘、氏がバイクで転倒してしまい、左足の太ももを複雑骨折。当時はスーツ•アクターがいなくて、藤岡氏が体当たりの演技をしていたのです。しかし不運にも、普通のバイク走行シーンで、事故ッてしまったのです。そしていつまでも主役不在では出来ないので、14話から仮面ライダー2号が登場します。案の一つとして、本郷猛がショッカーに殺されるという話しも出たそうですが、「子供の夢を壊すことになり、主人公を殺してしまうのは良くない」ということで、本郷は外国へ向かい、代わりに一文字隼人(佐々木剛)が例の変身ポーズとともに登場するのです。つまりアクシデントがなければ、その後の仮面ライダー•シリーズは無かったかもしれません。

その後、一文字を助けるためにスイスから本郷が帰ってくるというエピソードが作られ、それが、桜島をはじめ九州ロケが行われたのが40話と41話の「マグマ怪人ゴースター桜島大決戦」です。その時に新しく1号のマスクとスーツが作られるわけですが、もともとあった1号のマスクは、2号へとすべてリペイントされていたからです。以前の1号マスクと違ってスマートな印象で、さらに傷ついたマスクを補修するスプレーが「黒」しか無かったため、色が濃くなり、以前の旧ライダー1号と区別するため、後にライダーファンが「桜島1号」と呼ぶようになりました。1号は、53話からカラーリングも一新し、新1号となり、カムバックしますが、桜島バージョンは、旧1号と新1号の橋渡しとなる貴重な存在となります。ちなみに、新1号と2号を区別するためにラインの数を変えていますが、後にさらに2号は赤い手袋とブーツをまとい、現在の形へと変わり、両者とも伝説のライダーとなるのです。
参照文献『仮面ライダーの常識

この製品は、ボディ内部にフル可動パーツが組み込まれており、全身が稼働します。かなりリアルに造られており、貴重な一点です。惜しいのは、チャックが通常のものを使用しており、全体のバランスを見た時にチャックが大きすぎることです。惜しい!

   チラシ

中でも驚いたのは、附属として上の写真のように「桜島大決戦」というファイクのチラシが入っていたこと。この偽物のチラシは、1971年当時を想定して作られたものですが、絵のヘタクソさや、色味の渋さなど、まさに存在していたかのような精密な作りと、文章内のジョークは見事。
「本郷(仮面ライダー1号)が帰ってきた!誰もが待ちに待った夢の共演がここに実現!」
当時は、まさに世のような感じでした。

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仮面ライダーのマスクコレクション•パート2です。 昭和ライダー達のコレクションですが、全部ではありませんが、ほぼ集まりました。「真•仮面ライダー」は人気があり、金銭的にも入手不可能です。後、ストロンガーが無いのが残念。何処かに落ちてないかな? ストロンガーを安く見つけた人、連絡ください。

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プロフィール
HN:
OTA-C (オタック)
男性
元は、ある教育機関のオタクのためのクラブでしたが、廃止になったため個人のブログとして書き込んでいます。
アニメ、マンガ、フィギュア、コスプレなど、一定のビジュアル技術・メディア・コンテンツについて考察するブログです。
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