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教育目的の鑑賞会を行いました。今回は押井守監督の「スカイ•クロラ」!
キルドレ。運命に翻弄される永遠の子供たちの物語。メディア嫌いの押井監督としては珍しく、「僕は今、若い人たちに伝えたいことがある。」と言わしめ、宣伝に力を入れたた作品です。
「どこか、日本とよく似た国に、大人にならない子供たちがいる。そして、彼らは、僕たちによく似ている。」というキャッチフレーズ。
「それでも…昨日と今日は違う。今日と明日もきっと違うだろう。いつも通る道でも、違うところを踏んで歩くことが出来る。いつも違う道だからって、景色は同じじゃない。」と押井監督。
「明日死ぬかもしれないのに、大人になる必要があるの?」と主人公に意味深長に言わしめている。
「僕たちはずっと、思春期の姿をしている。」のかもしれない。
「もう一度、生まれてきたいと思う?」
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第二回の教育的目的の鑑賞会は、「笑い男」を描いた神山健治監督の「攻殻機動隊 S.A.C.」でした。
原作の士郎正宗氏による新しいシノプスをベースに作られた、TV版完全オリジナルストーリーの再構成版です。押井守監督の「攻殻機動隊」に出てくる「人形使い」に、草薙素子が会わなかったら、というパラレルワールドでの公安9課の話しを軸に、サスペンスあふれるドラマが展開していきます。思想的にも深く、人間のあり方として、「Stand Alon Complex」というのは思考に値する重要な手がかりになるのではないかと思います。
TVシリーズを1本の作品に短縮しているので、分かりづらい所もあったと思います。タチコマやメンバーのトグサやバトーなどの魅力が十分伝わったか疑問です。興味を持った人はぜひ、TVシリーズを観て下さい。
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私も「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を観ました。
「同じ物語から違うカタチへ」と語った庵野監督の言う通り、まさに新しいカタチへと変貌しました。CGによるエヴァの滑らかな戦闘シーン!「365歩のマーチ」を歌い、裏モードを知っている未知なる新キャラ「マリ」の登場!
特に、情感豊かになった「レイ」と、彼女を必死に救い出そうとする「シンジ」の恋愛の物語になっているでないか!?最もそれがサードインパクトの始まりとは…。
最も気に入ったのが、「帰ってきたウルトラマン」のオマージュ。さすが、ウルトラマンを演じた男、庵野監督!アスカ登場の弐号機格納のシーンは特撮感100%だし、監督の会社スタジオカラーのオープニング•クレジットの音は「帰ってきたウルトラマン」の変身音。それにマツダ•コスモスポーツをベースにした「帰ってきたウルトラマン」のMATの白地に赤の車両「マットビークル」がそのまんま出ているし、最強は、セカンドインパクトの場面で出てくる4体の使徒がウルトラ4兄弟!ゾフィー、ウルトラマン、帰ってきたウルトラマン、ウルトラセブンの並びで、特徴出してました。
細部も注して観て下さい。何度も観るとよくわかります。
写真のグッズを販売いたします。ご希望の方は、ヒゲG−Zの項目にコメントを記載して下さい。
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