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ヒゲG-ZのOTA-C (オタック)  since 2009  Otherworldly Art - Club
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踊る大捜査線のファイナルのDVDが出た。観て、誠に残念な気持ち。

第一作の劇場版は、小泉今日子の猟奇的な殺人と誘拐事件での青島の刺傷。レインボーブリッジでは、すみれの負傷と対指導者無き犯罪組織。解放せよでは、署のお引っ越しと、占領。
非常に湾岸署らしい事件であったと思う。

ファイナルでは、冒頭、青島とすみれの夫婦役が最終を予感させる始まりであった。が、結局、昔の悪徳警官を起源とする最近の刑事ドラマの定番である警察上層部内部の腐敗の事件。湾岸署らしからぬ事件。アンフェアで随分やられたもので、制作者として、その後の刑事物はそれらを超えるものでなければならないはず。残念というのはこのことである。もっと、シリーズ最終章として、湾岸署らしい事件には出来なかったものか。

また、最後に青島がすみれに刑事を辞めないように言い、すみれも頷く。が、後遺症の傷が痛む彼女には続けられるはずも無く、これは結婚の予感と思わせる。青島とすみれの行方を見守っているファンは期待するが、しかし、その後は、出番も無く、後日談も無く、欲求不満のラストであった。

極めつけは、ラストのバスの突入。ここはお金をかけるとこでしょう!すみれの覚悟の突入なのに。でも、CGで誤摩化された。

事件の種類はともかく、最後だけはまとめて欲しかった。殺人事件等暗いイメージを扱いながら、キャラクターの明るさに人を引き込む物語だったが、最後に身内を落し入れる展開となった。それだけに最後は彼ららしい明るい最後が適切だったのではないかと思う。サラリーマン刑事という、今までに無い刑事物だったし、キャラクターが生きていていたストーリーだったので、もっとキャラクターを活かした展開と最後が望まれていたと思うがどうでしょう?

織田裕二が納得すれば次回作で本当の終焉を期待した。

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バットマンのダークナイト三部作の完結編である『ザ•ダークナイト•ライジング』を観た。

そこに第一部で、バットマンの師であり、敵であるデュカードが再登場しており、その意味を理解したくて、再度『バットマン•ビギンズ』を鑑賞した。そこにもクリストファー•ノーラン監督の変わらない「正義とは何か」「ヒーローとは何か」という彼の思想が描かれていました。

先に言ってしまえば、改めて観て発見したのは、『バットマン•ビギンズ』との共通点として、萬画家石ノ森章太郎先生が生み出した『仮面ライダー』シリーズに観られる「悪(敵)から派生した正義のヒーロー像」があった。『仮面ライダー』や『サイボーグ009』は、悪によって改造され、社会からは理解されず、けれど孤独の中で悪と戦い、誰からも賞賛されず、元の身体に戻ることも許されぬ悲しみを持ちながら、自己のルールに従い、戦い続けた

国は違えど、悲しい過去を背負いながらバットマンもそのような中で戦いを続けるヒーロー…。

(下のつづきを押してください)

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この映画は、新バットマンを主人公にした「ダークナイト三部作」の2作目、闇の騎士バットマンとジョーカーの戦いの話しであり、「ヒーローとは何か」、「正義とは何か」を問うクリストファー•ノーラン監督の映画です。『ザ•ダークナイト•ライズ』を観る前に再度鑑賞しました。

ゴッサム•シティーに不正や腐敗を取り締まる「光の騎士」としてハービー•デント地方検事が登場する。その対比として、あくまで「影」に徹して、犯罪を憎み平和を祈るブルース•ウェイン(バットマン)は、「暗黒の騎士」として存在している。

ブルースの執事アルフレッドがバットマンについて語る。「ブルース様とデント様は悪党の気まぐれに付き合うより大事な役割があるとお考えなのでしょう。たとえ、みんなから憎まれようとも…。それがバットマンの払う代償です。彼はヒーローではありません。それを超えたものです」と…。

しかし、一人戦いを続ける悩めるバットマンがアルフレッドに言う。「人が死んでいく。僕はどうすればいい?」「耐えるのです。耐えれば憎まれますが、それがバットマンなのです。バットマンは、はみ出し者。だからこそ、思い切った決断を下せるのです。正しいご決断を!」「今日、バットマンにできない事が分かった。彼は耐えられない…」と、純粋であるがゆえに、そして「自己の正義のルール」の中で孤独に戦うゆえに、一人の人間としてバットマン自身が弱音を吐く。ヒーローであるゆえに、ヒーローを超えた者であるがゆえに、「孤独」とは切れない存在である事を示している。

(下のつづきを押して下さい)

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TSUTAYAが独占的に『アメイジング・スパイダーマン』のDVDレンタルしているので、それに対抗してGEOが、そのスパイダーマンをインターネット上で、プレゼントにしました。

そのプレゼントが当たりました。
早速、『アメイジング・スパイダーマン』を観ました。 主人公のピーター・パーカーの幼少期が新しく描かれていて、どちらかというと、若者ピーターに焦点を合わせた感じです。

しかし、なぜ、リメイクしたの?という感じでした。 最新の3DCGで制作したかったのか?バットマン「ダークナイト三部作」の影響なのか?それともトビー・マグアイアの出演料が高く、『アベンジャーズ2』に登場さすための布石なのか分かりませんが、特に注目すべきところはなかったような気がします。
スパイダーマンのファンの人、すみません。

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リュック•ベッソン監督のSFアクション映画『ロックアウト』の予告編を観た。

『フィフス•エレメント』とから数えてSF作品は15年ぶりとのことだそうだ。

個人的には、彼の15年前の作品を見たとき、SFには向いていない監督だと思ったことが記憶に残っている。

世界一、礼儀知らずのエージェント「スノー」が選ばれて、宇宙に浮かぶ監獄から大統領の娘を救出する物語だそうだ。おそらく3DCGの特撮は金をかけているのではないかと想像してます。
設定を読んで、過去の映画が頭をよぎった。

それは、『ニューヨーク1997』、原題は Escape from New Yorkです。これは、B級映画の奇才ジョン•カーペンター監督の作品で、元特殊部隊のスネーク•プリスキン(俳優カート•ラッセル)が、マンハッタン島刑務所にテロリストに墜落させられた大統領を助けるために、単身潜入させて救出する映画だった。とにかく、スネークの個性が強く、新しいダークヒーローの誕生にB級ファンやカーペンター監督ファンが熱狂したのを覚えている。続編はEscape from L.A.で、「スネーク•イズ•バック」というキャッチで、B級ファンを熱くした。

映画『ロックアウト』はその宇宙編だろう。リュック•ベッソン監督が、B級映画のジョン•カーペンター監督を超えられるか、楽しみにしてる。

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プロフィール
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OTA-C (オタック)
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元は、ある教育機関のオタクのためのクラブでしたが、廃止になったため個人のブログとして書き込んでいます。
アニメ、マンガ、フィギュア、コスプレなど、一定のビジュアル技術・メディア・コンテンツについて考察するブログです。
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