OTA-C 踊る大捜査線 The Final 新たなる希望 忍者ブログ
ヒゲG-ZのOTA-C (オタック)  since 2009  Otherworldly Art - Club
[239]  [238]  [237]  [236]  [235]  [234]  [233]  [232]  [231]  [230]  [229
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

踊る大捜査線のファイナルのDVDが出た。観て、誠に残念な気持ち。

第一作の劇場版は、小泉今日子の猟奇的な殺人と誘拐事件での青島の刺傷。レインボーブリッジでは、すみれの負傷と対指導者無き犯罪組織。解放せよでは、署のお引っ越しと、占領。
非常に湾岸署らしい事件であったと思う。

ファイナルでは、冒頭、青島とすみれの夫婦役が最終を予感させる始まりであった。が、結局、昔の悪徳警官を起源とする最近の刑事ドラマの定番である警察上層部内部の腐敗の事件。湾岸署らしからぬ事件。アンフェアで随分やられたもので、制作者として、その後の刑事物はそれらを超えるものでなければならないはず。残念というのはこのことである。もっと、シリーズ最終章として、湾岸署らしい事件には出来なかったものか。

また、最後に青島がすみれに刑事を辞めないように言い、すみれも頷く。が、後遺症の傷が痛む彼女には続けられるはずも無く、これは結婚の予感と思わせる。青島とすみれの行方を見守っているファンは期待するが、しかし、その後は、出番も無く、後日談も無く、欲求不満のラストであった。

極めつけは、ラストのバスの突入。ここはお金をかけるとこでしょう!すみれの覚悟の突入なのに。でも、CGで誤摩化された。

事件の種類はともかく、最後だけはまとめて欲しかった。殺人事件等暗いイメージを扱いながら、キャラクターの明るさに人を引き込む物語だったが、最後に身内を落し入れる展開となった。それだけに最後は彼ららしい明るい最後が適切だったのではないかと思う。サラリーマン刑事という、今までに無い刑事物だったし、キャラクターが生きていていたストーリーだったので、もっとキャラクターを活かした展開と最後が望まれていたと思うがどうでしょう?

織田裕二が納得すれば次回作で本当の終焉を期待した。

拍手[2回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
OTA-C (オタック)
男性
元は、ある教育機関のオタクのためのクラブでしたが、廃止になったため個人のブログとして書き込んでいます。
アニメ、マンガ、フィギュア、コスプレなど、一定のビジュアル技術・メディア・コンテンツについて考察するブログです。
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
カウンター
忍者ブログ [PR]